高校生活の中では様々な2択に迫られます。
部活に入るか、入らないか。 告るか、告らないか。勉強するか、遊んでしまうか。
色々ありますが、この中でも大切なのは物理か生物かです。(多分、そんなことないです。)
「生物は進路の幅が狭まる」や「受験は物理のほうが有利」
このような話を学校や塾で聞くと思います。
実際のところどちらのほうが良いのでしょう。この記事では、
実際のところどちらのほうが良いのでしょう。この記事では、」
- 受験で有利なのはどっちなの?
- 物理苦手だけど、先生から物理のほうが有利って言われた。どうしよう
- 医学生になってからはどうなの?
上のような悩みを持っている人に対して、受験も大学生活も経験した僕が解説していきます。
目次
結論:自分が好きなor得意な方を選べ
結論から言うと、好きな方、得意な方を選ぶのがよいです。
理由は単純明快で、どちらを選んでも大して有利、不利が変わらないからです。
しかしながら、人によって有利、不利は出てきます。それを以下で解説していきます。
生物が向いている人、物理が向いている人
- 生物が向いている人→暗記が得意な人、数学はあまり好きでない人
- 物理が向いている人→数学が得意な人
向き不向きは以上のようです。
生物は暗記が主になります。暗記が得意な人は生物を学習するにあたって大きな武器になるでしょう。
もちろん、原理を理解することも大切ですが、原理を理解してうえで物質の名前や現象の名前を覚える必要があるので、暗記のほうが大切になってきます。
物理は数学が得意な人が向いています。それは以下の理由です。
1,数学と物理の解き方が似ている。
2,計算力が必要
1,数学と物理の解き方が似ている。
数学も物理も以下のように解きます。
- 問題演習を通じて、頭の中に解法を蓄える
- 蓄えた解法の中で今、解いている問題と似ている解法を試してみる。
- 2.を何度も繰り返し、解法を組み合わせ解き進める。
特に上の中の3がとても重要です。
過去の問題の中から手がかりを見つけ、組み合わせ、解いていく。この力が求められます。
数学が得意な人は、同じように解けば解けるので物理を選んでもうまくいくことでしょう。
次に計算力に関して書きます
計算力が必要
物理は純粋な計算力を求められることがよくあります。
しかも、長い分数どうしの計算などの難解な計算を多く含みます。
計算力がないと、せっかく解き方が分かっても点がもらえません。
計算ができないと点が取れないという観点も含めて、数学が得意な人は物理に向いています。
要注意!物理が苦手な人は、なんと言われようが、物理はだめ!
上のような話を聞いて、
「いや、私どっちも得意じゃないんですけどwwwww、わしゃ、終わりってことですかね(⌒∇⌒)」
と思った人もいると思います。そう思った人は苦手を避けましょう。
フローチャートを作ると上のような感じになります。
物理も生物も苦手ではない人は、どちらでもよいのですが、強いて言うなら物理を選んだ方がよいです。
物理は学習していくうちにコツをつかんで一気に得意になることが少なくありません。得意になれば、生物よりもコスパよく成績を上げられます。
よって、物理を進めます。
問題なのは物理が苦手な人です。
僕の学校では、「生物だと受けれない大学がある」とか「物理のほうが受験が有利」というのを聞いて、物理を苦手なのに選んだ人が一定数いました。
その中には、苦手だけれども頑張って克服した人もいました。
しかしながら、物理が全くできなくて物理を捨てるしかない状況に追い込まれた人も多くいました。
そうなると、必然と理科が1科目しか必要のない大学にしか行けなくなります。
これこそ進路の幅が狭まるというものです。
物理に現段階で苦手意識がある人は、リスクが大きいので気を付けましょう。
次に医学部の授業ではどちらのほうが有利なのかを書きます。
医学部のテストはほぼ生物有利!
受験では、人によっては差があるものの、そこまで一般的には差がありません。
一方で医学部内のテストは生物選択が有利なことは否めません。理由は以下です。
- テストで高校生物が役立つことがある。
- テストは理解力よりも暗記力が重要視されるので、暗記ができるほうが強い。
医学部の勉強は体のことを扱うので、テストももちろん体のことについて問われます。
なので、高校生物で学習したことが医学部の勉強で役立つことが結構あります。
また、医学部のテストは理解力も大切ですが、それ以上に大切なのが丸暗記する力です。
テストでは膨大な量を暗記する必要があります。
高校生物で暗記する力を養っておくとやはり有利です。
以上の理由で、大学では生物のほうが有利です。
大学のテストよりも大学受験のほうが断然大変です。
大学で有利だからと言って生物を選ぶのはおすすめしません。
しかし、どちらも甲乙つけがたいという場合には大学生活のことを考えて選んでみてもよいでしょう。
まとめ:好きな方を選びな!
こんだけ書きましたが、結局好きな方を選ぶ方がよいと思います。
嫌いな教科を勉強するのは苦痛でしかありません。
逆に好きなら、勉強のモチベが上がります。
「生物のほうが好きだけど、先生から物理選んだ方がいいって言われた。生物選んで後悔しないかな」
と思っている人もいるかもしれませんが、後悔しません。
というか後悔しないように勉強を頑張りましょう。
後悔をするような勉強量では受験は乗り切れません。
正しい道を選んだかは選んだあとの自分が決めます。
「先生に言われて物理にしたけど、結局物理を捨てる羽目になってしまった」となったら、悔やみに悔やみきれんでしょう。
自分の好きな方を選びましょう。そちらの方が、良い受験人生を歩めると思います!
今回の記事はこれで終わり、バイバイ!
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