車いす生活ってマジでしんどいんだな

皆さん、こんにちは勉強嫌いの医学生です。

訳あって一週間ほど車いすで生活することになりました。

感想はマジで一言

「しんどい!」

病院や日常生活で車いすの人は見てきましたがみな涼しい顔にみえました。

なのでそんなにつらくないと思っていました。

しかし、ふたを開けてみればマジでしんどいね。

今回は車いすのしんどいところ三つを紹介したいと思います

1,車いすに乗るのがしんどい

ベットから車いすに移るときがまず、しんどいです。

僕の場合片足が使えません。

だから、ケンケンで車いすまでいかなければなりません。

また、転ばないようにするため片足にかなり負担がかかります。

ほぼブルガリアンスクワッドです。

車いすまで行けたとします。

そこから片足で立った状態から座らなければなりません。

ほぼブルガリアンスクワッドです。

まず、この段階で一度休憩を入れなければならないほど疲弊します。

2,扉に入るのくそしんどい

トイレやエレベーターなど病院には入らなければならないが数多くあります。

それのどれもがしんどいんです。

まず、トイレの扉

入るときは前向きで入るのでまだいいでしょう。

出るときです。後ろ向きで出なければなりません。

トイレや手すりなどに足が当たると痛いのでよけながら出なければなりません。

バックモニターがない時の車庫入れくらい周囲を確認して出なければなりません。

また、扉が自動ではない場合扉を抑えながら車いすの位置を調整しなければなりません。

正直めちゃくちゃ難しいです。

「手なんで二本しかねぇんだ!」

と毎回思います。

これと同様の理由でエレベーターもむずいです。

またエレベーターは車いす用トイレよりも横幅が狭いです。

普通に入れません。

しかも、挟まれたらどうしようという恐怖とも闘わなければなりません。

怖いです。普通に

3、坂しんどい

病院内基本的には平地ですが、意外と坂道があります。

勾配的にはかなり低いんですけどね。

歩いていたころはなんとも感じなかった坂でも車いすだとしんどいです。

なぜなら、まったく進まないからです。

漕いでも漕いでも進みません。

普通に筋トレです。

鼻の孔広げて目かっぴらいて必死に漕がないと止まりそうになります。

番外編:トイレやばい

車いすで生活する中で最も疲れるのはトイレです。

まず、車いすの乗り降りが何度もあります。

ブルガリアンスクワッド地獄です。

また、パンツの着脱をする際に片足です。

片足で三分間くらいたたなければなりません。

普通に拷問です。

先ほど紹介した通り「手すり」「扉」に当たらないようにしなければなりません。

10回くらい切り返さなければなりません。

この一連の行動をしてベットに戻ります。

少し息切れしてしまいます笑

正直、あんまりトイレに行きたくないです。

もう出ちゃう!くらい我慢してから行く感じです。

まとめ、当事者になってみないとわからない

今回、車いす生活のしんどいところについて話しました。

僕は以前まで、車いすの人を見ても何も思いませんでした。

「大変そう」くらいの気持ちです。

しかし、今回実際に車いす生活になってしんどいことが分かりました。

車いす用のエレベーターのボタン、いろんなところにある手すりなど

これまで、これいつ使うの?

と思っていたものが、生活になくてはならないものになりました。

これまで、気づけなかった様々なことに気づけてとても刺激的な日々です。

また、人のあるべき姿を見ることもできました。

僕が、エレベーターに乗るときに手伝ってくれる方。

トイレにうまく入れないとき、扉を押さえてくれる方。

車いすで生活しているとこんな人を数多く見ることができます。

本当にうれしくなります。

弱きものを助ける。

これの大切さを日々感じます。

周りには気づいていないだけで弱きものは多くいると思います。

しかし、なぜか虐げられてしまうことも少なくないです。

そういう人を助けられる人になりたいと車いす生活になって感じました。

また、もっと弱きものを助ける人が増えれば世の中はよくなると感じました。

そんな感じかな

では、バイバイ

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