皆さんこんにちは、勉強嫌いの医学生です。
暮らしていく中で様々な壁にぶち当たると思います。
僕は今、壁の前にいます。
というのもけがで入院をすることになったのです。
ケガなんて自分のせいでないことも多く、自分の成長につながるものでもありません。
そしてケガをしてしまうと「動けないもどかしさ」、「もっと違う行動をとって入れば、、、」という後悔が頭の中を錯綜します。
このように、人生にはどうしようもない壁が立ちはがることが少なくありません。
この壁に対してうまく付き合えるかどうかは人生を少なからず左右します。
どう付き合っていけばいいのでしょうか
僕が壁にぶち当たったときに何をどのように考えているのかを今回書いていこうと思います。
神は不必要な試練は与えない

僕は壁に当たった時に「神は不必要な試練は与えない」
この言葉を意識的に考えるようにしています。
今、自分の前にある試練は自分の人生において必ず必要なものであると考えるのです。
実際、僕は今回のケガで様々なことを学びました。
今車いすで生活しているのですが、トイレ行くのにも一苦労です。
一回トイレに行くだけで息切れをしてしまいます。
車いす生活が大変なことはわかっていたけれど、ここまでとは思いませんでした。
車いす生活の気持ちが分かることは、医師になったときに必ず必要になるでしょう。
他にも、入院生活で「体が不自由なことのつらさ」、「看護師さんの仕事の大変さ」
など、さまざまなことを学ぶことができました。
また、試練は自分の能力を伸ばすのに必要なものだと考えることも意識しています。
僕は、今足を怪我していて足はまともに動かせません。
この状況を、僕は手や腕を鍛えるのに必要な試練だと考えるようにするのです。
また、スポーツができない場合は「逆に勉強を頑張るために必要な期間だ」と考えることにしています。
ただそれだけ、しかし、それだけのことが試練を楽しいものにする

僕の前に壁が立ちはだかったとき、僕がやることは
「神は不必要な試練を与えない」
と考えることだけです。それ以外特別なことはしていません。
「それだけ⁉」
と思う方も少なくないと思います。
しかし、これをやるかやらないかでは心の状態は大きく変わります。
自分の前に壁が立ちはだかったとき、無意識にその壁の大きさ、壁を超えるむずかしさ、
など、壁に対するネガティブな面を考えてしまいます。
今回の僕の場合、「ケガがものすごく痛かったこと」、「ケガにより様々なことができなくなること」
「ケガにより周りに多大な迷惑をかけること」などですね。
そしてそれは、壁に対する恐怖になります。
「今回の足のケガは叫ぶほど痛かったなー」「もし、当たり所が悪くて頭に当たってたら命に関わるよな」「同じような状況になったら逃げたい」
というような流れです。
もし、上のように「神は不必要な試練は与えない」と考えた場合
「ケガしちゃったなー」「このケガは僕の人生に必要だ」「何ができるのだろう」「足が動かないから手のトレーニングを中心的にやろう」「あれ、手の動きが前より格段に良くなったぞ」「もしかしてケガして逆に良かった⁉」
これはかなりきれいな流れなので、あまり現実的ではありませんが似た状況になると思います。
なんだか、ケガしたのに楽しそうではありませんか?
あなたはどちらがいいですか
「壁に恐怖を感じる人生」「壁に楽しさを感じる人生」
僕は断然後者です。
どのようにして考えるとよいか

「神は不必要な試練は与えない」
これを考えること自体は簡単です。
しかし、考え続けることはかなり難しいです。
考えている最中に恐怖をどうしても考えてしまうからです。
これには対処法があります。
それは
「自分の不遇にイライラすることです。」
僕はケガをしたとき
「なんで僕がケガをしなければならないのか」
というイライラの感情が頭に浮かびました。
「タダではケガしてたまるか!」「絶対に何か得してやる!」
同時に上のような考えが頭を支配しました。
何かを得るには代償が必要です。
逆に相応の代償を払えば相応のものを得ることができる。
あなたは試練を被るという代償を払ったのです。
何かを得られなければ理不尽ではありませんか。
僕は理不尽であると思います。
そして、できることを考えなければという考えが頭を支配しました。
「神は不必要な試練を与えない」
むしろ
「不必要な試練には絶対にさせない」
こういう気持ちなのかもしれません。
壁を踏み台にできるかどうかは結構メンタル

壁は超えてしまえば踏み台になります。
壁を踏み台にできる人間とできない人間
この差はどのように考えるのかの差です。
壁に対して嫌悪感を抱き逃げれば、壁を踏み台にはできません
壁を必要な試練とみなしてどうにか生かそうとすればいつの間にか踏み台になります。
どのように考えるのかで壁に対する印象はガラッと変わります。
皆さんはどちらの人生がいいですか?
僕は壁を扱える人生がいいです
では、バイバイ
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