皆さんこんにちは、勉強嫌いの医学生です。
本編をお話しする前に僕の経歴をざっと説明したいと思います。
小中学生の時は自画自賛になってしまいますが、
正直周りより優秀でした。
勉強は大体学年で5番以内
スポーツでは、体育の成績はマックス5のうち5でした。
マラソン大会では3位でした。
部活は剣道部でしたが、未経験ながら部内で一番強かったです。
毎日笑いを取りまくり、周りには自然と人が集まってきました。
勉強だけとか、スポーツだけとか絞れば僕が勝てないなと思う人はいましたが、あらゆる面で勝てないなと思う人はいませんでした。
また、自分より優秀だと思う人もあまりいませんでした。
僕は中学の頃から、誰よりも勉強していました。
なので、自分の能力は努力のたまものだと思っていました。
また、努力で手に入れられないものはないと思っていました。
高校はいわゆる進学校にすすみました。
人よりかなり勉強したので、上位10パーセントには常に入っていました。
スポーツにおいては、体育の成績は最高評価をもらっていました。
部活には入ってなかったので、そこの評価はできませんが球技大会では人一倍活躍していました。
相変わらず、笑いは取っていたので周りに人は集まってきました。
これだけ見ると、あまり中学生のころと変わらない感じがします。
しかし、大きく異なることがありました。
それは、自分の上位互換がいたことです。
勉強は、上位5%
スポーツは何をやってもトップ
コミュニケーション能力も高く友達はたくさんいました。
背も高く、顔もよかったです。
妬みとかの感情は全くなく、素直にすごいなという感情になったのを鮮明に覚えています。
また、自分の上位互換に初めて会ったことでこれまでの環境は井の中の蛙であったとわかって不思議な気持ちになりました。
また、自分よりも優秀そうな人がちらほら見えてきだしました。
しかしながら、勉強は周りよりもできたことからそこまで大きな心境の変化は感じませんでした。
大学は国立の医学部に入りました。
現役で入ったのもあって自分は優秀だと思っていました。
私はその当時浪人よりも現役のほうが優秀と勘違いをしていたのもありますが、少なくとも半分よりは優秀だろうと思っていました。
結果はというと
半分よりも全然下でした。
勉強はするので、単位を落とすということはないのですが、同じだけ勉強をしても、僕だけ成績が悪いということが起こるようになりました。
勉強においては、同じ量、同じやりかたでやったのにも関わらず、僕よりかなり高い点数を取る人の方が多くなり始めました。
スポーツにおいても、自分よりも運動神経がいいなと思う人がほとんどです。
グループ活動で痛感するのですが、自分よりも優秀な人がほとんどを占めるようになりました。
しかしながら、笑いは相変わらず取れました
「お前一番面白い笑」
と言われることもあります。
僕の経歴はこんな感じです。
何が長所になるかわからない
僕の経歴から伝えたいことは、なにが長所になるかはわからないということです。
僕は中学生のころの自分が思っていた長所は
勉強ができる、スポーツができる、優秀であるということでした。
高校になると、
勉強とスポーツが長所だと思うようになりました。
大学になると
勉強もスポーツも優秀さもすべて周りの方ができるような環境になりました
そして、面白いというのが長所になりました。
人間は自分に取り柄がないと思うと卑屈になることがあります。
人のいいところをほめれなくなったりと嫌な人間になっていきます
だから、一つでも自分が感じれる長所があるってすごく大切なことなんです。
僕は、人見知りで社交性はあまりありません。
なので、コミュニケーションはこれまで苦手な部類だと思っていました。
しかし、環境が変わってもずっと評価されるのは
「面白い」
というコミュニケーションに関することでした。
僕の人生においてお笑いは長所ではなく趣味でした。
しかし、その趣味をずっと続けていたらいつしかどの環境でも評価される長所になりました。
何が長所になるかなんてわからないんです。
そして、まさかという長所が武器になることがあります。
自分の中にある小さな長所、趣味を大切にしてほしいです。
それが自分のアイデンティーになることがあるのです。
勉強ができるから勉強だけやればいいと思っているとレベルの高い環境に行くとその長所は長所ではなくなる可能性があります。
なんなら、短所になるかもしれません。
そうなると、自分のアイデンティティーが失われ自信を喪失します。
そうならないために趣味は大切にしましょう。
自分の中で大したことのないと思っている長所も大切にしましょう。
それが、自分のなかのアイデンティーや存在価値になるかもしれません。
人生を楽しくするかもしれません。
こんなことを最近感じたので話させていただきました。
楽しく過ごせるために、頑張りましょう
バイバイ
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