いやー最近は暑くなってきましたねー。
先日初めて、試験に落ち、暑くなってきた日々とは裏腹に冷や汗をかきました。
まあ、再試で受かったので留年はしないんで、まだよかったのですが(-_-;)
しかし、試験にはできれば落ちたくないもの。
今回、試験に落ちて分かったことがあるのでそれを書こうと思います。
医学部の勉強って量より質だよね
結論から言うと、医学部の勉強は量より質を重視したほうがいいということが分かりました。
医学部のテストはとてつもない量を記憶することが求められます。
ここで皆さんがやってしまうのが、とにかく暗記量を増やして詰め込むこと
確かに、暗記が得意な人はこれでも試験をパスできるかもしれません。
しかし、このやり方は効率が悪く暗記が苦手な人は向きません。
量をとにかくやろうと思えば思うほど、結局暗記量を増やせないのです。
なので、暗記が苦手な人ほど量よりも質にこだわったほうが良いです。
では、次にどのようにして質を上げればよいのかを以下で解説したいと思います
丁寧な勉強は質を高める
質を上げるには丁寧な勉強をすることが重要です。
丁寧な勉強というのは、理解をさぼらない勉強です。
単語を暗記する際に、その単語の意味を理解せずに単語をただ復唱して覚えようとする人がいます。
この勉強法は理解をさぼる勉強です。
単語を暗記する際にも、単語の意味、由来を教科書やインターネットから調べ理解する勉強が丁寧な勉強です。
丁寧な勉強法は、一つの単語に時間をかけてしまうので一見効率が悪いように思えます。
しかし、丁寧な勉強は以下のようなメリットがあります。
- 早く覚えやすい
- 派生語を一気に覚えられる
早く覚えやすい
丁寧な勉強は暗記を早くすることができます。
社会の年号暗記したときを思い出してみてください。
年号を覚える際に起こった出来事と年号だけを覚えるのは一見覚えるのが早そうですが実際はかなりきついです。
例えば保元の乱が1158年に起こったということを暗記するとします。
二つを暗記するよりも、保元の乱から平氏が滅亡して鎌倉幕府ができた。
鎌倉幕府は1192年にできたから保元の乱はその近くで1192年より前…
上のように流れをしっかり理解して暗記するほうが覚えやすいでしょう。
このように、丁寧な勉強は覚えを早くします。
派生語を一気に覚えられる
医学部の勉強では工夫して暗記すると一気に覚えられる可能性があります。
例えば、肩甲棘、肩甲切痕、棘上窩、鎖骨切痕、この4つの名前を暗記するとします。
これらは実際に画像を見て勉強したり場所を含めて覚えると案外簡単に覚えられます。
肩甲棘というのは肩甲骨
肩甲棘はとげの様に出ているでっぱりです。
肩甲切痕は切り取られたような跡のことを言います。肩甲下窩
棘上窩は肩甲棘の上のくぼみです。
このように、画像を含めて考えると、単語の名前の由来が見えてきます。
由来が分かると、覚えが早くなります。
また、鎖骨切痕を覚える際に肩甲切痕の由来を学習していると鎖骨切痕の由来大体わかって覚えやすいです。
医学用語はこのようにして芋ずる式に覚えていくと覚えやすいです。
4つならまだしも実際は500以上の単語を暗記しなければなりません。
正直、500もの単語を詰め込むのはつらいです。
このように、一見無駄なように思える単語の由来の学習などが、逆に覚えを早くするのです。
まとめ:急がば回れ
医学部のテストは暗記量が多く、焦って詰め込み学習をする人が少なくないです。
しかし、詰め込み学習は効率が悪く、暗記の才能がある人でないと、テストを乗り越えることはできません。
今日、上で紹介したような、一見遠回りに見える丁寧な勉強を心がけてください。
急がばまわれです。
では、ばいばい
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