医学部に入って環境の重要性を感じた

マインド

皆さんこんにちは、勉強嫌いの医学生です

僕は、最近ひしひしと感じていることがあります。

それは、

環境ってめっちゃ大事!!

ということです。

今回は以下の内容で語らせていただきます

  • なぜ、環境を大事だと思ったか
  • どのような環境が良いか
  • 環境の作り方

受験を控えている学生、親御さんなどにおすすめな内容です。

ぜひ最後まで見ていってください。

なぜ、環境を大事だと思ったか

結論から言いますと、環境によって能力が変わってくると思ったからです。

だから、環境にこだわった方がいいと思ったんです。

僕の大学生活を通して、高校だけでも能力に違いがあるなと感じました。

東大や旧帝の医学部だと高校は有名私立がかなりの割合をしめます。

しかし、僕が言っている大学は医学部と言っても地方国公立なので、出身高校は様々です。

一番多いのは地方の進学校ですが有名私立から来た人もかなりの数います。

逆に、進学校ではない中間くらいの高校から入ってきた人もいます。

地方の進学校や中間層の高校から来た人は、その学校で上位にいた人が多いです。

逆に、有名私立から来た人はその学校で半分より下であることが多いです。

同じ大学なのに、高校の時の立ち位置が全然違うということは周りの環境が全然違うということなんです。

その環境の違いから少しわかったことがあります。

それは

周りのレベルが高い環境にいると、その人自身もレベルが高くなる傾向があるということです。

もちろん例外はいくらでもありますけどね。

出身高校で勉強の方の能力差もあります。

また、グループ活動や部活動などで能力の差を感じる時も所々あります。

有名私立から来た人は優秀なことが多いです。

なぜ優秀なことが多いのでょうか?

なぜ、有名な高校から来た人は優秀なことが多いのか?

もともと優秀だった可能性も十分ありますが、僕は大学生活を通して二つの原因を見つけました。

それは以下の二つです

  • 優秀な人に食らいついたから
  • 普通の基準がめちゃくちゃ高い

優秀な人に食らいついたから

持久走や水泳の授業を思い出してください

自分よりも早い人についていったらタイムが早くなったという経験がありませんか。

それと似たようなことが起こっているのです。

自分よりも優秀な人に「負けるか」という思いから負けじと努力したらどうなると思いますか。

その人には勝てないかもしれませんがそれに準ずる能力は手に入れることができるでしょう

しかし、この負けじと努力するのは案外難しいものです。

自分よりも優秀な人がいたとしても

「まあ、俺はこんなもんだからいいや」、「俺とあいつは次元が違うから」

とあきらめたり、現状に満足してしまい負けじと努力しないほうに逃げてしまいがちです。

つまり、「これではだめだ」という危機感が必要なのですがなかなかそれを感じることが難しいのです。

僕も実際、上に書いてあることを体験しています

僕の高校には自分よりも優秀な人がちょこちょこいました。

しかしながら、テストでの順位がよかったばかりに「まあ、いいや」と現状に満足してしまいました。

僕は高校の時は危機感を感じることができませんでした。

逆に大学になって周りと自分を比べたときは

「この人もあの人もあの人も俺より優秀じゃん!」

となりました。

この状況になって僕は危機感を感じるようになりました。

「今のままではだめだ」

と思うようになりました。

この経験から危機感を感じる状況がどのような状況かが少しわかってきます。

周りの人間のほとんどが自分よりも優秀であると危機感を感じるということです。

高校のときは周りと自分を比べたときに

「この人は俺より優秀だけど、それ以外は俺と同じくらいだな」

と思っていました。

このような状況だと感じにくいのです。

有名私立から来た人はどうでしょう。

おそらく、「周りがほとんど自分よりも優秀」という状況だったことでしょう。

そして危機感を感じたことでしょう。

危機感を感じて負けじと努力したことでしょう。

優秀な人が多い環境では負けじと食らいつく確率が高くなるのではないかと僕は考えました。

普通の基準がめちゃくちゃ高い

みんながとりあえず目指すところはどこかわかりますか?

それは普通です

「平均よりは上」「真ん中よりは上だからよかった」

ということをよく耳にしませんか

そう、みんな普通より上か下かを気にしているのです。

僕自身、大学で真ん中よりも下になったときは少し傷つきました。

逆に真ん中より上の時は少し安心してしまいます。

普通より下であると危機感を感じてしまうのです。

先ほど危機感を感じるか否かの話をしましたが、普通の基準も危機感に関与するのです。

周りのレベルが高くなるということは普通の基準が高くなるということです。

同じような能力の人でも普通の基準の高い低いで危機感を感じるか感じないかが変わってきます。

「まあ、周りより高いからいいか」と思うか

「みんなレベル高い!、俺も頑張らなきゃ」と思うかで努力の熱は大きく変わると思います。

レベルの高い環境では当たり前ですが生徒の普通の基準が著しく高いです。

僕の大学での環境もそうなのですが、

「勉強して当たりまえ」「一回読めば大体覚えられるのは当たりまえ」

という感じです。

こういう環境だと、今まで勉強さえしてれば普通より上に入れたのが努力しても普通より下になることがあります。

そうすると危機感を感じることができます。

なので中高でレベルの高いところに行くと危機感を感じることができ必死に努力できるようになるのです。

どのような環境が良いか

上で書いたように、レベルの高い環境の方がいいということを話しました。

しかし、でたらめに高いところに行けばいいというものではないと思います。

レベルの高すぎる環境に行くと以下のようなことが起こることがあります

  • 努力しても全く成果が見えない
  • 離れすぎてやる気が出ない

努力しても全く成果が見えない

レベルの高い環境にいて危機感を感じてやる気が出たとしましょう。

しかし、自分と周りの差がありすぎて努力しても差が縮まらないかったらどうですか

「努力しても意味ないのかな」と思ってしまうことでしょう。

そうすると努力のモチベーションが下がってしまいます。

また、レベルの高い環境に行くと周りも常軌を逸した努力をしている可能性があります。

そうなると、自分が努力してもより差が広がってしまいます。

そうなると、同じようにモチベーションが下がってしまいます。

なので、程よく高いレベルが好ましいです。

離れすぎてやる気が出ない

皆さんは大谷翔平に嫉妬しますか

しないと思います。

それは、大谷翔平が雲の上の存在過ぎて尊敬の気持ちの方が大きくなるからです。

これは極端な例ですが、日常生活でもよく見られます。

程よく、自分よりも優秀な人が周りにいるとそのひとはライバルや目標になります。

しかし、圧倒的に自分より上だと「すごい」という感情に包まれてしまい尊敬の気持ちがほとんどを占めるようになります。

周りの環境のレベルが高すぎるとこの状況になってしまう可能性があります。

して追いつこうという気がなくなってしまいます。

努力するやる気がなくなってしまうのです。

レベルの高い人と競うことで能力が上がるというのに競わなければ意味がありません。

なので、程よくレベルの高いところがよいのです。

環境の作り方

これまで、環境がとても大切であること、どのような環境が良いのかを話しました。

この環境というのは知らず知らずのうちにできるものではなく自分で作るものです。

よい環境の選び方は場合によってやり方が変化します。

高校や大学への進路選択などのように、どこに行くとどのくらいのレベルなのかというのが分かる場合であれば比較的簡単です。

また入試などのようにその環境に属するために試験がある場合はもっと簡単です。

現在の自分の能力では絶対についていけないけれども必死に努力すれば何とかなりそうな環境にしましょう。

試験がある場合は、試験に必死に勉強して受かるか受からないかわからないくらいの環境が好ましいです

少し背伸びするくらいの環境が好ましいです。

NGなのは余裕で受かりそうな環境と絶対に実力では受からないけど運が良ければもしかしたら受かるかもという環境です。

余裕で受かりそうな環境は周りのレベルも低くなってしまうので成長できません。

逆に運に頼るような環境に仮に受かって行けたとしても上で書いたようなレベルの高すぎる環境になってしまいます。

自分の中で受かるか受からないかを天秤にかけてみてください

大体上のような確率を参考にして選んでもらうとよいと思います。

では、部活やグループなどの入るのにレベルが分からなかったり、試験がない場合はどうすればよいのでしょうか。

結論から言うとレベルが分からないので自分が経験したことのないことを経験できる環境を選びましょう。

具体的に言うと、よさそうだけどなんか自分に合わない気がするという環境がいいと思います。

自分に合わない気がするという環境は大概自分が経験したことのない環境であることが多いです。

僕は大学で二つの部活に入っていますが

一方の部活は自分に合っていると思って入りました。

もう一方はよさそうだけど合わない気がすると思ったのですが迷った末入りました。

というのもその部活は陽気な人が集まっている部活なのです。

僕は内気なので、合わないと思ったのですが入りました。

しかし、結果的に合わないと思っていた部活に入ったことで成長できました。

自分が今まで避けていたタイプの人と関わることができたからです。

また、そのような人は自分が持っていない能力を持っていることが多く自分に取り入れることもできました。

逆に自分に合うと思って入った部活は楽しいのですが、成長はあまり感じられません。

成長という観点では自分が経験してこなかった環境の方がよいと思います。

まとめ:努力には環境が必要、環境選びには努力が必要

今回は環境の重要性から環境の作り方まで話しました。

努力するって言うのは簡単ですけど実際にやるのは結構難しいんですよね。

環境が努力しやすいものであれば、怠けものでも努力できる可能性が高いです。

環境が努力しにくいものであれば、ストイックな人でも周りに流されて怠けてしまう可能性が高いです。

皆さんがどのような環境にいるのかはわかりませんが、環境を変えたいと思うのであればまずは努力が必要です。

その努力が一番大変なものであり、一番重要なものです。

がむしゃらでいいので頑張りましょう

では、バイバイ

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